金曜日, 4月 26, 2013
ひきこもり当事者会に参加してきました
疲れました。
初参加者は私ひとりで、他には、常連の男性参加者三名と
「夜回り先生」のような初老男性相談員
事前面談で担当してもらった若い女性相談員。
会場は、ブラインドは閉まっていたけど
日の明かりが入る広めのデイケアルームで、
ホワイトボードに向かって折り畳み会議テーブルを囲んだ。
室温はちょっと寒かったのでコートは着たままだった。
私は複数人が居る前で発言・提案することを
求められるのが苦手なので、その形で成り立つこの会は苦痛だった。
「今日はみんなで何について話しますか?
案をどうぞ。関川さんは何かありますか?無いですか?
他に案があるひとー。では、今日は○○さんと○○さんが
出してくれたお題をみんなで話し合いましょう。
じゃあ○○さんどうですか?なるほどー、はい
今の○○さんの話しに質問はありますか?関川さんどうですか?
では、関川さんこれについてお話しありますか?」
と、プレッシャーに苛まれる。
ひきこもり以前には、学校から外れた登校拒否児童だった訳で
教員のような進行役(『考えが浮かぶまで待ちますよ~』
『ん?なにかないですか?』『・・・・』『(笑)ん?』
とか言うような気味悪く明るい薄情者って感じのタイプ。)に
発言を求められるのは、大嫌いなシチュエーションでした。
実際には室内は明るかったけど、
思い返すイメージは青み掛かってほの暗い。
会のチラシを見て想像した交流会は、
相談員は繊細な配慮でフォローしてくれて
丸テーブルとか囲んでひきこもり達が
談笑する、みたいなものだったから。
初っ端から受けた精神的打撃で、
「みんな、あだ名で呼び合っているんです。
関川さんは、何て呼ばれたいですか?」というやつがあった。
善かれと思っている、無邪気な/気さくで気安い歓迎に
拒絶反応で総毛立ちながらも応えねばと思って苦笑う。困ってしまって、
「(あだ名は)付けてもらったほうがいいです」と言ったら、
「いやぁ、下手なの付けたら怒られちゃうかもしれないし(笑)
芸能人はだれが好きですか?何がいいのかなぁ(笑)
やっぱり本人が決めたほうがいいんじゃないですか」って。
他の参加者たちに「関川さんのあだ名は何がいいでしょう?
案があるひとー」って言ってもそりゃあみんな黙る。
あだ名で呼び合うことが良好に作用するなんて
単細胞なうえ初対面の人間にそれはせっかち過ぎる。
それでもなお「(あだ名は)なにがいいですかー?」
と離れない男性相談員が恨めしくて涙目になった。
「怒られちゃうかも」というのも、がさつだ……。
《話したくないことは話さなくてもいいです。
パス・秘密と回答してもいいです》というルールが
事前に説明されたけど、訊かれたことに応えない-
応えられない自分というのは劣等感肥大に繋がる。
嫌がっている/困っていると見て取れたら
追及せずに容赦して切り換えるフォロー能力が
相談員にないとだめなんだと思う。
病院に通院しておらず、
“ひきこもりは状態であって病気ではない”
とか言ったって精神病みたいなものではあるでしょ。
終了後に女性相談員の方と別室で話したときに
「来月も参加されます(よね)?」と訊かれたけど、
ウーン・・・と唸って気乗りしないということをそれとなく伝えた。
月曜日, 4月 15, 2013
精神保健福祉センターへ行きました
私が住んでいる沿岸地方の市から車で2時間弱、内陸地方にある県の中心地へ。初めて頼る、「精神保健福祉センター」の面談の日でした。
予約は15時。9時に起きて、10時40分には身支度まで終えて、私が起きた時に玄関の鍵を掛ける音がしたのでその9時頃に買い物に出た母を、コーヒーを飲みながら待った。自分の町を出発したのが12時半、所在地に着いたのが14時半。走り慣れた国道の途中、私が子供の頃から工事していた方向へ新しい道が開通していて、何分短縮されたのかわからないけど、今までの山道と打って変わりそれら旧道の景色を見下ろす橋の道路になっていて、帰りには背にしたオレンジ色の夕日が綺麗だった。
15時前に受付で「面談の予約で来た」と伝え、待合室で待たされ、現れた引きこもり担当の女性は、先週電話で話したその人だったけど、勝手に想像していたおばさん像を裏切り二十代前半にも見える若い人だった。「相談員が自分より年下」なんて、三四十代の人の話だと他人事に思ってた。隈も色斑も見当たらないキレイな肌色の肌をした可愛らしい普通の若い女性。少し嫌だなと苦手意識を持ちながら、通された個室で対面式に席に着いた。
「いつも昼頃に起きて、コーヒーを飲みながらネットを見たり…過ごしています」と普段の実態を明かすことから始まり、その生活は中学二年で登校拒否をしてから現在に到るまで続いています、でもその間に何回か独り暮らしとバイトはしました、とか人生の流れを訊かれるまま話した。花粉症で頭がぼんやりしていたせいか、苦手意識を持ちながらも妙にリラックスしたトーンで笑顔で話せたように思う。でも一通り話し終えて相手がいっとき席を外したときには、フゥと息を吐くようにホッとした。待っている間に外を眺めてぼんやりしていたら独りのその時間はやっぱり楽なので、また目の前に人が戻ってきてまた話さなければならないという事にストレスを感じた。
精神保健福祉センターに来た目的は、『引きこもり状態にある青年が、社会参加へのステップとして、当事者同士ゆっくり時間を過ごしながら語り合う』という趣旨の会に参加したかったから。それに参加するにはその前にまず一度面談が必要だった。
面談を終えて、来週の火曜日にその会に参加することになった。参加者は、会の常連の男性三名だという。他の参加者のかた男性なんですけど大丈夫ですか…?と訊かれても、そりゃあ女性もいて欲しいけど仕方がないもの。男性がたの方が女の新参者なんて嫌なんじゃないか、とそういう心配の方が強い。
その話に無感動だったので何て言ってたかあまり覚えてないけど、過去の登校拒否や引きこもり状態にある事について「休むことは悪いことではないので」というような、優しい意見を貰った。でも、「そういう自分を責める必要はないのです」みたいに言われるまでもなく私は「登校拒否してなかったら死んでたぜ?」ぐらいの開き直りがあるので、精神保健福祉士の優しい言葉もフゥンという感じだった。