月曜日, 4月 15, 2013

精神保健福祉センターへ行きました

私が住んでいる沿岸地方の市から車で2時間弱、内陸地方にある県の中心地へ。初めて頼る、「精神保健福祉センター」の面談の日でした。

予約は15時。9時に起きて、10時40分には身支度まで終えて、私が起きた時に玄関の鍵を掛ける音がしたのでその9時頃に買い物に出た母を、コーヒーを飲みながら待った。自分の町を出発したのが12時半、所在地に着いたのが14時半。走り慣れた国道の途中、私が子供の頃から工事していた方向へ新しい道が開通していて、何分短縮されたのかわからないけど、今までの山道と打って変わりそれら旧道の景色を見下ろす橋の道路になっていて、帰りには背にしたオレンジ色の夕日が綺麗だった。

15時前に受付で「面談の予約で来た」と伝え、待合室で待たされ、現れた引きこもり担当の女性は、先週電話で話したその人だったけど、勝手に想像していたおばさん像を裏切り二十代前半にも見える若い人だった。「相談員が自分より年下」なんて、三四十代の人の話だと他人事に思ってた。隈も色斑も見当たらないキレイな肌色の肌をした可愛らしい普通の若い女性。少し嫌だなと苦手意識を持ちながら、通された個室で対面式に席に着いた。

「いつも昼頃に起きて、コーヒーを飲みながらネットを見たり…過ごしています」と普段の実態を明かすことから始まり、その生活は中学二年で登校拒否をしてから現在に到るまで続いています、でもその間に何回か独り暮らしとバイトはしました、とか人生の流れを訊かれるまま話した。花粉症で頭がぼんやりしていたせいか、苦手意識を持ちながらも妙にリラックスしたトーンで笑顔で話せたように思う。でも一通り話し終えて相手がいっとき席を外したときには、フゥと息を吐くようにホッとした。待っている間に外を眺めてぼんやりしていたら独りのその時間はやっぱり楽なので、また目の前に人が戻ってきてまた話さなければならないという事にストレスを感じた。

精神保健福祉センターに来た目的は、『引きこもり状態にある青年が、社会参加へのステップとして、当事者同士ゆっくり時間を過ごしながら語り合う』という趣旨の会に参加したかったから。それに参加するにはその前にまず一度面談が必要だった。
面談を終えて、来週の火曜日にその会に参加することになった。参加者は、会の常連の男性三名だという。他の参加者のかた男性なんですけど大丈夫ですか…?と訊かれても、そりゃあ女性もいて欲しいけど仕方がないもの。男性がたの方が女の新参者なんて嫌なんじゃないか、とそういう心配の方が強い。

その話に無感動だったので何て言ってたかあまり覚えてないけど、過去の登校拒否や引きこもり状態にある事について「休むことは悪いことではないので」というような、優しい意見を貰った。でも、「そういう自分を責める必要はないのです」みたいに言われるまでもなく私は「登校拒否してなかったら死んでたぜ?」ぐらいの開き直りがあるので、精神保健福祉士の優しい言葉もフゥンという感じだった。